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DeNA南場さんの不格好経営を読んだよ


不格好経営―チームDeNAの挑戦

界隈の方々から良い本だと聞いておりましたので、レビュー見たら案外ボロカスの方も居てびっくりしちゃった。それはそれでなるほど、と。あなた方もボロクソ言えるくらい優秀なんですね、と。
かくいうワタクシもIT業界の落ちかけの片隅におりながらも、コンプガチャのイメージが強すぎてまったくいいイメージがなかった。
なんなら、こういうのがってヤツなんじゃないですか?くらいに遠巻きに眺めておったのですが、

大変楽しい本でした。

ここんとこ本を読み始めた中で一番じっくり読んだ本かと思います。
なるほど、これがIT業界の「上澄み」なのか?
どの業界でも上澄みで活躍しているのは優秀極まりない方々なのです。
(そしてそんな優秀な方々がどうにかしてくれているおこぼれにあずかって生きているのも事実なので田母神さんがああ言っても抗う気にならんよね。ちょっぴり、「まじだわ!すまんかった!」って思っちゃった。まぁでも昨日も麦どころかウニとか食べてましたけど。)
そんな方々が本気を出したらどうなるっていうお話です。
そしてそんな方々でもやはり失敗というものはするもののようです。そしてその失敗を挽回する際に必要なものはこんな優秀な方々でも頭の良さなんかではなく、根性なんだね、という。
こんな内容の本を書いたのが女性だというのが新鮮。

特にバリバリ働く女性は、けっこうな確率で南場さんのファンになっちゃうんじゃないかしら。
ガッツガツに仕事をこなしまくっているのに文章は程よく力の抜けていてサバサバしていてかつおきゃんな感じとでもいいましょうか。
堅苦しくない人間らしさ、可愛らしさまで持ちあわせており、映画化するなら天海祐希でお願いします。といった横展開も期待ができます。

そこそこ暑苦しい本なのですが、気持よく読め、頑張りたくなります。
暑苦しさに欠けてるもんで、こういうモチベーションがあがる本をもっと読みたいなと。

なんなら、バイトでいいからなんとかDeNAに入れんものだろうか?とか思っちゃったものね。
熱気のある現場というものが見てみたい。
でも優秀すぎる人、こわい。
もう30秒もお話したら、こいつと話しててもしょうがないなって結論出されるの。そんな表情の奥が垣間見えちゃったりするからもう見逃せないよね。「ん?アンタ、今私を見切ったねっ?だが、お前自身がそれに気づく前にお前が私を見切ったことを私は見切った!!!」とか言い放つ余裕もなく、あ、でも私も一応人間なんで、えと、なんていうか、尊厳をね、持ってほしいっていうか、、つって、そこはもう全力で泳いで逃げたいとか思うけど目しか泳がん、みたいなね。
そんな経験、何度かあるよね、庶民のみんな!

南場さんは、万人に、というより仕事関係の方々に向けて書いているのでしょうといった感じで、ちょいちょい入ってくるお世話になった他社への感謝などは少々とってつけた感があり、時によってはげんなりしたりもしますし、またうちわ盛り上がり感が強い箇所も所々あるものの、仕事をこんな楽しんでやっている人達がいるんですねっていうのがひしひし伝わって、羨ましかったり憧れたり、比べるとどうにもならねーな自分と思いもしますが何で儲けたかはさておき(誠実さをアピールしているが社会で問題になった事業については自分は飲み代を出しただけであんまり関わっていなかった的な感じで逃げているように見えてしまったのは残念)大変面白い本だったと思います。なんにせよ、ちゃんと自分の言葉で書いてますしね!

しっかし、本読むとけっこうな確率で思うわけですけど、世の中の人々はそんなに頑張って生きてんのか!と。
そんなにがんばらないでもなんとかなるよ。とか私が言っても、だからお前みたいになりたくないんだっつーのっていうお話なんでしょうね。

2014/03/24 |

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  • HN:げいつ げいつです。そろそろゆとりが出てきたので、ちょいちょい更新するつもりです。
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